2013 Jユースカップ予選リーグDグループ、アルビレックス新潟ユースvs町田ゼルビアユースは8-0でアルビユースが大勝。
で、どこが劇的かというと前節まで2位東京ヴェルディユースとの勝ち点差は3、最終節にアルビが勝利しヴェルディがジュビロに負ければ勝点では並ぶ、しかし得失点差が9も開いているため、ただの勝利では決勝トーナメント進出は叶いません。
仮にヴェルディが1点差で負けるとしてアルビは9点を上げなければ上まれない。非常に厳しいタスクを課せられたアルビユース。
まずは勝利することが大前提。この1年の進化が問われる1戦です。

しかし、エースストライカーの渡邉新太が累積警告で出場停止、山本礼利が体調不良とあって不在。
スタメンFWには福田哲也を起用、185cmの長身選手。きむジイははじめて見る選手で楽しみだ。

      鎌田啓義 福田哲也 
  飯野七聖          吉川佳介
       三好一央 手塚峻一郎
小池裕太 五十田航輝 酒井高聖 石附航 
           本田渉 

気合充分のアルビユース、立ち上がりから圧力を持って攻めます。
2分吉川が右サイドの角度の無いところから決めて先制!続く8分飯野がドリブル突破から鎌田に渡り2-0。
10分小池が左サイドを突破しクロス、GKが弾いたところを飯野が押し込み3-0。
16分鎌田ドリブルからシュート、こぼれたところを福田が決めて4-0。
31分にも鎌田が決めて5-0。
前半だけで5-0。まずは大量得点勝利のタスクは達成できそう。
左サイドの飯野、小池コンビがサイドを制圧、ピッチ脇で見ると小池の瞬発力に驚きます、フェイントから抜きにかかった時、一瞬でトップスピードに入り相手を置き去りにする。飯野とのコンビも抜群でトップチームでいう亜土夢・ジンスコンビか?

気になる磐田vsヴェルディは前半1-0で磐田リード!!

後半開始、FW福田OUT奥直仁IN。
福田も悪くなかった、ポストプレーも懐が深く、DFライン裏を突く動きも良い。ちょっとスピード不足かな?
5分、CKの流れから五十田が決めて6-0。
だがそこから流れが町田へ、大量失点にも諦めず食い下がります。
焦るアルビ、オフサイドに引っかかり、シュートも惜しいものばかり・・・。
しかし29分カウンターから奥が決めて7-0。あと2点は欲しい。
交代カードを切ります、手塚OUT藤田IN。吉川OUT平岩諒大IN。石附OUT斉藤宏太IN。
まだまだ町田も頑張る。刻々とせまる終了時間、きむジイ発狂寸前。
しかし終了間際43分またも奥が決めて8-0。
そして試合終了。1点足りなかったのか?ヴェルディはどおなった??
サポ仲間がツイッター等で情報収集、なに?磐田が2-0!?ホントカ?
まるで去年の最終節のようだ・・・。
選手が喜んでピッチに飛び出してくる。え!?「まだ試合中だよ~落ち着け~」と我々、ピッチで待つ選手。
そしてアデイショナルタイム3分!なが~い・・・。
親御さんのなかから歓声が挙がる!!ほんとか!?喜んでいいんだな~~~
もう一度輪になって喜ぶ選手たち、やったー!!おめでとう。

諦めずに最後まで闘う、まさにアルビ魂。
大量得点で勝利せよ!と言われて結果を出すなんてなかなか出来ませんよ。
試合でも玉際の競り合いで圧勝、ボールを奪われても切り替え早く奪い返す、後ろからボールを刈り取るプレーはレオシルバのようだ。
えのきどさんがチーム全員がレオのプレーに影響を受けているとおっしゃいましたが、ユースチームにも影響を与えていました。
そりゃビッグスワンでアルビレッジで間近で接すれば感化されるでしょう。
さらに期待の1年生も出てきました、まずは後半から入ったFW奥直仁。力強いドリブル、気の強そうなところも良いですね。
そして右サイドバックに入った平岩諒太。175cmのフィジカル、オーバーラップのタイミングが絶妙、クロスにも工夫があり、コーチングもしっかり。
これは伸びそうな予感。

5年連続での決勝トーナメント進出。この記録を閉ざすことは避けられました。
まだ何も成し遂げていないんです、過去の成績は2回戦を突破できていません。
まずはココを打ち破り新しい歴史を作ってほしいです。
がんばれ~~

気になる決勝トーナメント1回戦の相手は西日本の町クラブらしい、ということは。大阪での開催か??
どうなるの???