クラブユース選手権一次リーグレビュー
2日目・モンテディオ山形ユース戦
廣澤拓哉 渡邉新太
依田隆希 石附航
井上丈 奥田昇也
加藤聖哉 酒井高聖 福嶋竜二 川口尚紀
宇野智紀
プリンスリーグ東北一部上位に位置する山形ユース、最近力をつけてきたチーム。
しかし試合ではアルビユースが圧倒。
16分依田隆希がシュート!GKに弾かれるが押し込み先制
暑さ、連戦を考慮してかショートパスを細かく繋ぎ、相手を振り回し。ロングパスで相手を走らせる。
前半は抑え気味?
後半4分加藤聖哉OUT伊藤航希IN。ボランチorセンターバックのイメージでしたが果敢なオーバーラップを見せる。
さらに持ち前のディフェンス力で左サイドに蓋をしました。
16分渡邉新太OUT吉川佳介IN。1年生ながら唯一のベンチ入り。小柄ですがスピードがある、そして競り合いでのボディバランスが良くて倒れない。ファーストタッチでフリックしてみせるなど技術もあるようです。
23分石附航OUT三好一央IN
この交代でスイッチが入ったアルビユース。27分井上丈がドリブルで進入、角度を消されるが右足で強引にシュート!これが決まって2-0。30分吉川強引な突破からシュート!GKが弾くが三好が詰めてゴール3-0。
34分廣澤拓哉OUT五十田航輝IN、守備を締め完封勝利。
ボランチの奥田昇也がセカンドボールを拾い、パスを散らし。井上丈が動き回って活性化。
唯一の不満が右サイドバック川口尚紀、体調不良か?精彩を欠き消えていた。
3日目・ヴィッセル神戸U18戦
スタメンは前日と同じ。会場は下増田運動広場、野球場の外野芝生にピッチを作った感じ。芝は枯れデコボコ。
前日とは逆の展開、神戸が主導権を握りアルビが粘って守る展開。
ボールを奪ってもそのあとのロングボールが苦し紛れのため、難なく拾われ波状攻撃を受けてしまう。
依田隆希がDFライン裏へ抜けようとしますが、寄せが早い・・・。パスも簡単にカットされ苦しい展開。
前半40分はなんとか持ちましたが、後半40分耐え切れるのか?不安になります。前半シュート0。
後半5分加藤聖哉OUT伊藤航希IN、石附航OUT三好一央IN。
今日は三好が効いた。7分、プレスからボールを奪うとゴール前へ攻めあがる!ゴール前でのパス交換から渡邉新太がゴール!!先制~
ファーストシュートで決めた!勢いに乗ったアルビ、カウンターから神戸ゴールへ迫ります。
18分、20分渡邉新太に決定的場面がありますが決められず・・・。
27分廣澤拓哉OUT吉川佳介IN。今日もスピードでチャンスを作ります。
28分右サイドゴールライン際から吉川センタリング→ボールを受けた依田隆希がゴール前でターンしGKを交わした~と思ったがシュートは枠外?ポスト?決定的シーンを3回外せば勝利の女神は「罰を与えます」。
30分川口尚紀PK献上・・・。1-1。
その後は神戸が怒涛の攻撃。アルビも粘りの守備を見せます。
もうきむジイは発狂寸前~普段静かなお父さんたちも大声援です。
10分間で5本のシュート浴びますがGK宇野智紀の神セーブと枠外シュートで助かります。
シュートミスが多かったのは(アルビも含め)デコボコのピッチのせいかもしれません。
神戸の猛攻を耐え抜き1-1の引き分け。勝ち点5で3チームが並びましたが得失点差で2位通過が決定。
昨年は1分け2敗と1勝もできずに敗退したわけですから、大躍進。
目を引く選手は酒井高聖。高さ・対人の強さ・ヨミの良さ。コーチングもしっかりしてます。
なんだか急に成長した感があります。
そして吉川佳介。なんといってもスピードが魅力、重心が低いのかバランスがよく競り合いでも負けません。
今後の活躍が期待されます。
期待を外した選手は川口尚紀。
2試合とも右サイドバックで出場。しかしオーバーラップはほとんどなし、低い位置でボールを受けるとロングボールばかり。
クロスも神戸戦で1本GKとDFラインの間に通した一本だけ・・・。
フリーランでDFを釣る動きなども無く、ひたすら低い位置。
たしかにこのチームでサイドバックの経験が少ないでしょう、神戸戦は守備重視だったかもしれません。
山形戦でも消えているっちゅうのは解せません。怪我なのか?体調不良なのか?
キャプテンとしても物足りない。押し込まれた神戸戦でもコーチングや叱咤激励も聞こえません(ピッチの脇で応援していたのに聞こえなかった)上野監督が求めるキャプテン像は違うのかもしれませんが、歴代の古寺、山崎、永山、中村、早川がキャプテンシーの塊のような選手達だったので物足りません・・・。
厳しくなりましたがそれも期待しているからです、
31日の柏レイソルU18戦での活躍を期待します。
虚を突いてFWで出したらどう??そうするとサイドバックがいないか・・・。
江崎千尋の怪我がチームにとっても痛いですね・・・。本人も残念がってましたが・・・。